たつこ姫像が4体あるって知ってた?
秋田県田沢湖町では、町のシンボルとなっている「辰子姫像」 田沢湖町には辰子姫にまつわる伝説が残り、 その田沢湖畔は、冬でも決して凍ることなく、澄んだ瑠璃色の湖水が神秘的な美しさをたたえています。
湖の大きさは、周囲約20km。ほぼ円形をした湖は、水深423.4mと日本一を誇り、 透明度も摩周湖に次ぐほど。
そんな、美しくのどかぁ〜な地域に奇妙な情報が!! 「辰子姫像は4体ある」( ̄Д ̄;)なぬぅっ!! えぇぇー!!4体?
あの金色の辰子姫像以外に、もう3体あるってこと!? オラも知らねがったぁ〜!・・・ということで、我々、秋田でねばー調査班に課せられた使命。 「田沢湖町の辰子姫像を数えよ!」実際に調査してきました!

■1体目 金色の辰子姫像
この像は田沢湖の西岸に建っている金色の辰子姫像。
なんと、アメリカ産ブラックストーンを使用していて、建立当初の辰子姫像の色はブロンズ色でした。金箔に透明の漆仕上げがされたのは、昭和55年4月のこと。 この像が建立されたのは昭和43年5月12日。 建立者は辰子姫像建立委員会委員長 小畑勇二郎 氏。製作者は東京芸術大学教授 船越保武 氏(岩手県出身の彫刻家)です。 |

■2体目 御座石神社の辰子姫像
2つ目の辰子姫像は御座石神社の境内にあります。
ここの辰子姫は龍に化身した辰子姫の石像です。 その御座石神社の手前に赤鳥居の湖面に向かって左側に10m程はなれた所にあつ株立ちになった木を「七種木(なないろぎ)」と呼んでいます。 一本の木から、松・杉・桜・槐・榛の木・えごの木・梨の七種類の木が出ている珍しい木です。 その七種木がある柵の中に高さ1m程で上が半円になった石があります。 前面には縦50cm、横25cm、深さ15cm程の長方形の穴が掘られています。 この石を動かすと雨が降るという伝説があり、そのため、この石は「雨乞石(あまごいいし)」と呼ばれています。 |

■3体目 辰子観音像
3つ目の辰子姫像は郷土資料館の隣にある「辰子観音像」です。
この像は、世の中の汚れを知らない少女のあどけなさが残るにこやかな顔で、 心を和ませてくれると訪れる観光客から評判。何かの後世に残るものをという思いから村田久一郎、小松秀松両氏によって建立されました。 |

■4体目 姫観音像
田沢湖には以前は地元漁師の貴重な生活の糧になっていたクニマスという魚がいました。 クニマスは別名キノシリマスといい、田沢湖のみに生息していたサケ科の淡水魚類です。 1930年代までは漁が行われるぐらい生息していましたが、現在では絶滅してしまい、標本も国内に数個体しか残っていないという貴重な魚。 しかし、戦時下の昭和14年、電源開発という国策で田沢湖に玉川の強酸性の水を引き入れたため、魚という魚が全滅してしまいました。 この姫観音は滅び行く魚族と湖神辰子姫の霊を慰めるため、昭和14年11月に玉川の導水路の近くに建立されました。 現在はウグイ、コイなどが泳ぐようになったそうですが、まだ酸性度が高くクニマスは姿を現わしていないそうです。 |